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トップ>ペット法務/3.ペットによるその他の事故



  (1)犬が原因で人が反射的に怪我をした場合
  (2)隣家の放飼いの猫が自宅庭に来て植木鉢を壊した場合
  (3A)犬の吠え声・襲撃等の事故判例

(1)犬が原因で人が反射的に怪我をした場合
民法§718T「動物の占有者は、その動物が他人に加えた損害を賠償する責任を負う。但し、動物の種類及び性質に従って相当の注意をもってその管理をしたときは、この限りでない。」

散歩中の犬が自転車に乗っていた人に吠えかかって、それが原因でその人が驚いて転倒し怪我をしたときのような、因果関係がはっきりしている場合(「相当因果関係」といいます)の損害に対しても飼い主は責任を負わなければなりません。
事故が発生したのは事実ですから、飼い主が「相当の注意」をもって管理していたと立証するにはかなり高いハードルを越えなければなりません。少なくともリードは短く持っていたと立証しなければなりませんし、それまでの犬の癖を知って口輪をつけるなどの万全の対策を取っていることが要求されます。一方の自転車の被害者の過失割合の算定に当っては、転倒しやすい服装・履物であったとか特に重い荷物を積んでいたなどの事情が考慮されるでしょう。


(2)隣家の放飼いの猫が自宅庭に来て植木鉢を壊した場合
家庭動物飼養保管基準により、飼い猫は室内で飼うように規定されています。隣家の飼い猫の仕業である証拠があればペットの飼い主が損害賠償の責任を負いますが、そもそも猫の日常的放し飼い自体が環境省告示違反ですので、隣り同士で気まずい感情を残さないためにも第三者たる行政書士に和解契約書の作成を依頼して、あとあとも問題が起こらないように予防するのが最善の方法でしょう。


(3)犬の吠え声・襲撃等の事故判例
(3-1) 【東京地判平14.2.15】  1,903万円
東京都内の公園で、早朝、飼犬2匹を放し飼いにして遊ばせていた飼主(定年退職の男性)の投げたテニスボールを追って走っていた大型犬(Golden Retriever、体重30kg)が、散歩していた中国人女性(当時45才)に激しく衝突し、       →全文を見る

(3-2) 【大阪地判昭51.7.15】  1, 653万円
昭和45年、岸和田市立山直北小学校の10才の女子児童が、当日学校で使用するボンドを買うため、級友の児童と登校途中に文房具店に立ち寄ったところ、繋がれていない店主の犬が激しく吠えながら襲い掛かってきたので、      →全文を見る

(3-3)【大阪地判平14.5.29】  870万円
54才の女性が体長60cmの犬を連れて公園を散歩していたところに、綱につながれていない犬(Labrador Retriever、体長90cm)が近づき、唸られたことから、女性は恐怖を感じ離れようとして、連れていた犬の手綱を引いたところ、バランスを崩して転倒、   →全文を見る

(3-4) 【大阪地判平15.2.17】  657万円
大阪市内の路上で、玄関先から飼主と一緒に出てきた犬(miniature Dachshund、体長約40cm)が走って近づいたのを怖がった女性(79才)が転倒して足を骨折、入院したが、入院先の病院で肺炎などのため死亡した。     →全文を見る

(3-5) 【横浜地判平13.1.23】  460万円
杖を突いて自宅前の路上に出て、路肩の支柱につかまり立っていた女性(71才)に向かって、散歩中の大型犬(Labrador Retriever、雌、1才5か月)が「ワン」と吠えたので、女性が驚いて転倒し、大腿骨骨折、     →全文を見る

(3-6) 【大阪地判平18.9.15】  410万円
道幅2mの道路を自転車で通りがかった歯科医師(57才)に、自宅前から、突然、体長1mの猟犬を鎖でつないだ女性が現れ、猟犬に飛びかかられた歯科医師が驚いて転倒し負傷した。                                        →全文を見る

(3-7) 【東京高判昭56.8.27】  320万円
女性住人(82才)がマンションの自宅に戻ろうとしたところ、背後から飼犬(中型犬・雑種)が近づき接触して、女性が転倒、骨折した事案。       →全文を見る

(3-8) 【最判昭56.11.5】  220万円
長野県で、犬(Shepherd、体重約15kg)の飼主が散歩に出ようと檻を開けたところ、犬が歩道に飛び出し歩行者に向かって吠えた。それを見た時速40kmの速度で走行中のバイクが犬を避けようとして接触転倒、複雑骨折で192日間入院することになった。
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(3-9) 【大阪地判平15.1.23】  174万円
女性が大阪市内の道路わきの歩道を、飼犬(体重約19kg)をつれて散歩中、対向車線側の歩道を子供達が大型犬(Great Dane・体重約60kg)をつれて散歩させていた。女性側の犬と大型犬が道を隔てて吠えあい、     →全文を見る

(3-10) 【甲府地判平18.8.18】  154万円
飼主が犬2匹連れて公園内を散歩していたところ、犬同士がじゃれあって、そのうちの1匹(Labrador Retriever)が急に走り出し、綱が女性の手をはなれ、公園内で散歩していた女性(63才、パート従業員)に飛びかかってきた      →全文を見る

(3-11) 【東京地判平15.1.24】  82万円
犬の放し飼いが禁止されている公園内で、主婦が自転車専用道を走行中、大型犬(Golden Retriever)が自転車に衝突して、女性が転倒、左足骨折などの大けがをした。
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(3-12) 【東京地判平19.8.9 】 46万円
自動二輪を運転中の男性が、勝手口から道路に飛び出した鎖につながれた犬に驚き、犬との衝突を避けようとして道路脇のガードレールに衝突して負傷、バイクも損傷した。
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(3-13) 【最判昭58.4.1 】 31万円
綱をつけていない小型犬(Dachshund, 体長40cm、体高20cm)が道路に出たところを、自転車で通りがかった男児(7才)に近づき、男児がそのわきを通り抜けようとしてハンドルを切り損ね、道路わきお川に転落して顔面を負傷、左眼失明の大怪我を負った。
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